Apptio Cloudability: 2022年における革新的な強化

2022年、Apptio Cloudabilityは革新的な機能強化を多数リリースし、クラウドFinOpsプラクティス実践に向けた支援を強化させています。

2022年、パブリッククラウドの導入数は急増しました。組織は、より効果的で効率的なコスト削減方法、より迅速なイノベーションの推進、競争力の強化を求めるようになっています。その結果、クラウドプラクティショナーは、FinOpsの原則の実践とCloudabilityなどのツールを活用して、クラウド財務管理を拡大し、成熟させています。

当社は、多くのお客様のご支援をいただきながら、日々変化するお客様のニーズを満たし、ご支援するために必要となる、Apptio Cloudabilityサービスを定義してきました。Cloudability TotalCostなどの最先端の機能を導入して、ユニットエコノミクスを測定し、コンテナや主要なクラウドプロバイダーの管理と最適化機能を強化しています。特に、Forrester Cloud Cost Management and Optimization WaveGigaOm Radar for FinOpsおよび、the ISG Provider Lens for Global Public Cloud Solutions and Servicesなど、業界をリードするアナリストレポートでリーダーに選ばれたことを、改めて非常に誇りに思っています。 

2022年はイノベーションの年となり、エンジニアの懸命な努力もあり、リリース数は2021年と比較して10%増加しました。急速にローンチを行ってきましたので、みなさまの目に止まらなかった機会もあったかもしれません。2022年の注目点をいくつかご紹介します。

Cloudability TotalCost

Cloudability TotalCostは、クラウドベースのソフトウェアアプリケーションの実行にかかる総コストを管理し、ユニットエコノミクスを測定するために、直接費と共有費をすべてカバーする、市場で唯一のクラウド財務管理ソリューションです。

Cloudability Rightsizing Explorer

Rightsizing Explorerは、使い慣れた直感的なビジュアルインターフェイスで、ライトサイジングの推奨事項を確認できます。これによって、Cloudabilityでは最も影響のあるコスト削減機会を迅速に特定できるだけでなく、適正化データをよく分析して、ビジネスで実行可能な戦略を開発、実行し、将来かかりうるコストの無駄を回避できます。

Cloudability Container Cost Amortization 

リザーブドインスタンスおよびセービングプランは、コンテナ化されたインフラコストを削減するための一般的な手段です。このリリースにより、クラウドユーザーは、クラスターの総コストを分析し、ネームスペースとラベルを使用して割り当てる際に、消費済みコミットメントの全てのコスト(先行コンポーネントを含む)を考慮できます。

Cloudability Azure Savings Planサポート

Microsoft Azureは2022年にSavings Planをローンチしました。継続的なコストレベルにコミットすることで時間あたりの料金を削減するAWSモデルに続くものです。リザーブドインスタンス購入に代わる、より広く普及した柔軟な方法をサポートするために、Cloudabilityでは、AzureのSavings Planの購入と消費状況管理におけるすべてのコスト項目について、詳細なレポートを提供するようになりました。

Cloudability ROIの追跡によるライトサイジングの推奨事項

State of FinOps 2022年レポートによると、プラクティショナーにとっての最大の課題は、エンジニアがライトサイジングの推奨事項に基づいて行動できるようにすることです。

この課題を解決するために、Cloudabilityはポリシー主導のライトサイジング機能を拡張し、ビジネスルールに基づいて、Cloudability内で個々の推奨事項を自動的に優先順位付け、追跡できるようにしました。推奨事項は、ライトサイジングのROI機能で管理できます。これにより、オーナーシップの割り当て、ステータス変更、潜在的なコスト削減額と実現した削減額の比較追跡が可能になります。これにより、組織はFinOpsの最大の課題である「エンジニアに行動を起こしてもらう」ことを促し、クラウド運用におけるエコノミクスを改善できるようになります。

EC2 ASGとGPUサポートインスタンスのCloudability Rightsizing

オートスケーリンググループ(ASG)とGPUに裏付けられたインスタンスタイプのサポートを追加することで、EC2のライトサイジング機能を強化しました。AWSのお客様は、優れたライトサイジングの推奨事項により、コスト削減を強化できます。

日本におけるローカライゼーション

日本でご利用されるお客様は、アプリ内の体験と通知を日本語表示に切り替えることができます。これには、言語、テキストと数字のフォーマットが含まれます。日本は、主要プロバイダー全体でクラウドのフットプリントが大きく拡大しています。日本市場にローカライズされたCloudabilityを提供することで、このソリューションを当地域の企業にとってはるかに利用しやすくし、クラウド運用のエコノミクスの向上を目指す企業を支援します。

2023年も新製品や新機能を発表

2023年も引き続き勢いを増し、Cloudwiryの買収Cloud Financial Planningのベータプログラムを発表します。Apptioの使命は、イノベーションにおけるマーケットリーダーであり続けることです。複雑なクラウド管理におけるお客様の課題を解決できるよう、新製品や機能を提供することに喜びを感じています。年間を通じて発表されるお知らせをお見逃しなく。詳細はapptio.com/ja/products/cloudabilityをご覧ください。

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