Apptio TBM Unified Model® (ATUM®)
データ ソース、配分戦略、KPI に関するベスト プラクティスを採用
Apptio TBM Unified Model (ATUM) は、Technology Business Management のベスト プラクティス実装です。ATUM は Apptio 製品に組み込まれており、TBM Taxonomy を利用して、コーポレート ファイナンスからのコスト データと IT およびビジネス製品やサービスに関するデータを結びつけます。Apptio 製品では ATUM によって行動につながる詳細なコスト分析を実現し、テクノロジー リーダーに IT をビジネスとして管理する力を与えています。Apptio は、数百社のお客様と接してきた経験、および Technology Business Management (TBM) カウンシルのテクノロジー アドバイザーとしての役割を通じて ATUM を開発しました。
データ: 何を集めるか
Apptio の ATUM ベースのアプローチは、既存のデータ ソースをいくつか使用してシンプルにスタートし、新しい豊かなデータ セットを徐々に取り込んでいきます。ATUM は適切なソース データ列を統合し、データを標準形式に揃えます。
Start with readily-available data sources | |||
---|---|---|---|
総勘定元帳 (OpEx) | AWS、Azure および GCP の課金ログイン | 利用部門の一覧 | |
資本支出 (CapEx) | 固定資産の減価償却スケジュール | 部署別人員数 | |
予算 (OpEx と CapEx) | 上位 20 のアプリケーションの一覧 | プロジェクトの詳細 | |
コストセンターの階層と勘定科目表 | 使用可能な労務詳細 (役割、場所) | タイム トラッキング |
タクソノミー: 整理方法
ATUM は、各社のコストを、何百社という Apptio ユーザーや何千というベンチマーク対象企業で使用されている一般的な用語に合わせます。この用語を Apptio 製品にネイティブに内蔵することで、Apptio はコストの分類をルールの対応付けによって自動化しつつ、必要に応じてカスタマイズや拡張もできるようにしています。
モデル: 計算方法
ATUM の事前定義済みの配分ルールは、コストを消費要素に割り当て、運用データに従ってコストを重み付けします。シンプルな配分からスタートし、徐々に洗練された方法を採用していきます。