Press Release

H2Oリテイリング、3ヵ年で260 億円の投資拡大を見据えた ITファイナンス管理基盤としてApptioを採用

全世界で1,800社以上の導入実績をもつTechnology Business Management(TBM)*を実現するSaaSソリューション「Apptio」を提供するApptio株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成塚歩、以下:Apptio)は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:荒木 直也、以下:H2Oリテイリング)に、IT投資管理高度化、戦略的IT投資判断の迅速化と精度向上を支援するApptioのSaaSソリューションをご採用頂いたことをお知らせいたします。

H2O Apptio

背景

H2Oリテイリングは、将来に向けての指針である「長期事業構想2030」と、それを踏まえた新しい中期経営計画を策定し、急速なデジタル化・オンライン化に対応するために、3ヵ年で 260 億円を投資し、DX に向けた新たな IT 基盤の構築と現行システムの再整備を実施します。この全社的な取り組みを推進するにあたり、より高度化されたIT投資管理を実現し、IT予算の予実管理の精度向上、投資対効果の正確な測定、ユーザー部門への納得感のあるITコスト構造の説明などの課題を解決する必要がありました。様々な選択肢を検討した結果、ITファイナンスの領域でグローバルベストプラクティスとなっているTBMと、それを支えるApptioのクラウドソリューションの採用が決定されました。

今後の展望

現在はIT投資管理の工数削減とコストデータ一元化及び予実各種分析レポートの自動化に取り組んでいます。今後は、ITコスト構造をアプリケーション、プロジェクト、利用部門別で詳細に可視化し、納得感のあるコスト配賦モデルを通じて、利用部門との協業をさらに推し進めます。また、計画フェーズから予実管理まで一元管理することで、戦略的IT投資の意思決定をスピードアップするとともに、データに基づいて是正アクションを迅速に立案及び実行し、IT投資の最適化を通じたコスト削減も目指します。

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 執行役員 IT・デジタル推進室長 小山 徹氏は次のように述べています。

「コミュニケーションリテイラーとしてmode1からmode2へ業務とシステムと両方を変革させるべく既存埋蔵コストと新規デジタルコストを可視化させて説明する必要があり、その変革推進に向け各事業に透明性の高い情報開示を行うには、基本的なマスターやデータなどグループで標準化を行いステークホルダーや関係各社に予算~実績管理まで一貫した ”ITコストの最適化” を説明・推進する基盤として、Apptioを活用する予定です。」

Apptio株式会社 代表取締役社長 成塚歩は次のように述べています。

「H2Oリテイリング様の戦略的IT投資の成功をご支援できることを大変嬉しく思います。H2Oリテイリング様のIT投資管理プロセスの高度化に向けて、TBM定着のコンサルテーションとSaaSソリューション提供の両面から貢献してまいります。」

*Technology Business Management(TBM)について

Technology Business Management(TBM)は2007年Apptio Inc創業者であるSunny Guptaが提唱し誕生したITリソースから事業部門のニーズまでを統合的にマネジメントするメソドロジーです。ビジネストランスフォーメーションやデジタルトランスフォーメーションが求められる昨今において、テクノロジーは一部の方のものから、事業経営を行なっている全ての人に関係するものになりました。継続的なビジネスインパクトをもたらす事業経営のために、テクノロジーの経営資源(ヒト・モノ・カネ)と投資ニーズを統合的にマネジメントし、IT価値最大化を実践するベストプラクティスとして、あらゆる業界のCIOに支持されています。

Apptioについて
https://www.apptio.com/ja/

TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1,800社以上に製品を導入してきた実績を有し、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを活用しています。オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。TBMがベストプラクティスとして定義するTBM Taxonomyを共通言語として分類・可視化に用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。

 

【問い合わせ先】

Apptio株式会社
広報担当:内田 修
メールアドレス:Info-jp@apptio.com

【報道関係者問い合わせ先】
Apptio PR窓口 株式会社旭エージェンシー

担当:板東

TEL:03-4570-2420、070-2161-7120
E-mail:apptio_pr@asahi-ag.co.jp